Monday, March 16, 2026 7:26 AM

ボッシュ、バス専用の燃料電池モジュール開発

 ボッシュは、車長12メートル(m)および18m級の市バスの屋根に搭載できる新型燃料電池システム「FCPM C100」を発表した。

 エレクトライブによると、ボッシュは燃料電池パワーモジュール(FCPM)の提供で広く知られているが、これまではトラックが主な対象で、BMWの独ライプツィヒ工場やボッシュのニュルンベルク工場の物流業務用に商用車大手イヴェコ(イタリア)が製造した水素燃料電池トラックなどに搭載されている。今回はFCPMのラインアップを拡大し、バス専用のバリエーションを追加した。

 「FCPM C100」は、出力が100キロワット(kW)、高さは40センチメートル(cm)のフラットな設計が特徴で、欧州市場では一般的な要件である屋根上への搭載が可能。12〜18m級の市バス向けに最適化されており、標準的なCAN通信および診断インターフェイスを備え、統合が容易な設計になっている。

 ボッシュはより高出力(190kW)の「FCPM C190」も提供しており、都市間および長距離路線バス向けで、2026年前半にデモ車両での試験運用が始まる予定だ。C190はバスのディーゼルエンジンと同様に後部に搭載される。

 大型トラックおよび長距離バス向けのエネルギー源としては、以前からシステム出力300kWの「FCPM C300」も提供している。なお、FCPMは水素から電力を生成するシステムで、駆動モーター自体は含まれず、その電力で別のモーターが車を駆動する仕組みになっているため、ボッシュはFCPMと組み合わせる電動モーターとしてeアクスル形式の製品も提供している。