Wednesday, August 08, 2018 10:40 AM

ファナック、ロボット工場をミシガンに建設へ

 米ファナック(FANUC America)は、北米本社に近いミシガン州オーバーンヒルズに、5100万ドルを投じて先進ロボティクス施設を建設する。

 オートモーティブ・ニュースによると、建設用地を所有するゼネラル・ディベロップメントが、約25エーカーの敷地に46万1000平方フィートの複合施設を建設し、建物と土地をファナックに売却する。ファナックは、デトロイト周辺で行っている業務も新施設に統合し、300人を最終的に雇用する。

 施設は、ロボティクス関連技術の検証や簡単な組み立てに使われる。19年秋に完成する見通し。オーバーンヒルズにあるFCAとABBの北米ロボティクス事業本部に次ぐ3番目に大きな産業施設となる。

 ファナックは、自動車のほかさまざまの業界向けに自動化製品を供給している。同社は、北米と南米で計1400人以上を雇用している。