Wednesday, June 22, 2016 10:14 AM
改憲勢力3分の2焦点 参院選公示、7月10日投票
第24回参院選が22日公示され、7月10日の投開票に向け18日間の選挙戦に突入した。第3次安倍政権発足後、初の大型国政選挙で、計389人が立候補した。暮らしを左右する政権の経済政策や、集団的自衛権行使を認めた安全保障政策の是非が争点だ。与野党が改選121議席の過半数獲得へ攻防を繰り広げる。安倍晋三首相(自民党総裁)が目指す憲法改正に賛同する勢力が国会発議に必要な3分の2(162議席)を占めるかが焦点。「安倍政治」に審判が下される。
立候補者は選挙区225人(改選数73)、比例代表164人(同48)。前回2013年を計44人下回り、少数激戦となった。野党側の候補者一本化などが影響したとみられる。女性候補は96人。比例代表では12の政党・政治団体が届け出た。
「18歳選挙権」が国政で初適用となる。隣接する二つの県を一つの選挙区にする「合区」も「鳥取・島根」「徳島・高知」で導入された。(共同)
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