Friday, November 02, 2018 9:37 AM

10月のISM製造業景況指数、57.7に低下

 サプライ管理協会(ISM)が1日発表した2018年10月の製造業景況指数は、前月比2.1ポイント低下の57.7となった。製造業景況判断の節目となる50は26カ月連続で上回った。

 協会のプレスリリースによると、調査対象18業種のうち、繊維、電化製品・部品、アパレル・皮革製品、プラスチック・ゴム製品、食品・飲料・たばこ製品、電算機・電子機器など13業種が景況は前月から上向いていると答えた。下向きと答えたのは木材製品、一次金属、非鉄金属、金属加工製品の4業種だった。

 個別指数では、新規受注が4.4ポイント低下の57.4、生産は4.0ポイント低下の59.9、雇用は2.0ポイント低下の56.8、入荷遅延は2.7ポイント上昇の63.8、在庫が2.6ポイント低下の50.7、価格は4.7ポイント上昇の71.6だった。

 このほか、顧客在庫は2.8ポイント上昇の43.3、輸入は0.2ポイント低下の54.3だった。