Friday, November 16, 2018 8:54 AM

テスラ、自動駐車機能を近く刷新

 テスラオーナーにとって自動駐車機能「サモン(summon=呼び出し)モード」は非常に便利な機能で、車を左右、前後の壁ぎりぎりまで寄せて駐車させたり、水がつかった駐車場から車を脱出させたりといった遠隔操作が可能になる。ただし、今のところそこまでの機能はない。

 ところがインサイドEVsによると、イーロン・マスクCEOは、サモンに近く大きな変化が起こるとほのめかした。マスク氏は、「モデルS」のオーナーが最近「路上駐車の制限時間が2時間なので、駐車した場所が見下ろせるオフィスからサモン機能を使い、遠隔操作で2時間ごとに車を前後に移動させている」とツイッター投稿したのに対し、「近くこれまでより少しスマートなバージョンの準備が整う」とコメントした。

 2019年中に「自走しながら駐車場の空きスペースを探し、表示を読んで駐車できることを確認した上で駐車する」といったことがサモン・モードでできるようになるという。

 テスラは2年前、「モデルX」が駐車スペースを自分で探して駐車する動画を発表しており、新しいコンピューター・チップの導入に伴いこうした自動駐車が実際に可能になるとみられる。最近のハードウェア「2(HW2)」を搭載した現行モデルの所有者は、こうしたアップグレードを無料で受けられる。