Wednesday, February 06, 2019 9:00 AM

エクスタリック、充電コネクターの新コーティング開発

 ナノスケールの金属合金とコーティング技術開発のエクスタリック(Xtalic、マサチューセッツ州)は、電気自動車(EV)用バッテリー充電コネクターの耐用期間を延ばす新しいコーティングを開発した。

 同社のプレスリリースによると、現在はコネクターや自動車のメーカーがこのコーティング素材の試験と検証を行なっており、同社はこの革新的なコーティングが次世代EVに使われると見込んでいる。

 エクスタリックはまた、EVの航続距離延長や性能の向上を支援するため、ナノ構造のアルミ合金「エクスタリウム(XTALIUM)」の開発にも取り組んでいる。トム・クレイCEOは「より多くの電動車が高速道路を走るようになると、バッテリー充電のインターフェイスの寿命が極めて重要になる。充電器のコネクター接合部の寿命を延ばすことは、EVメーカーにとって消費者を満足させるための重要な課題となっている」と説明する。