Wednesday, September 04, 2019 10:37 AM

8月のISM製造業景況指数、49.1に低下

 サプライ管理協会(ISM)が3日発表した2019年8月の米製造業景況指数は、前月比2.1ポイント低下の49.1となった。製造業景況判断の節目となる50を割り込んだのは、16年8月以来3年ぶり。

 PRニューズワイヤーによると、調査対象18業種のうち、繊維、家具・同関連、食品・飲料・たばこ製品、木材製品など9業種が景況は上向いていると答えた。縮小していると答えたのは衣料・革製品、金属加工製品、輸送機器、一次金属、プラスチック・ゴム製品など7業種だった。

 個別指数では、新規受注が3.6ポイント低下の47.2、生産は1.3ポイント低下の49.5、雇用は4.3ポイント低下の47.4、製品納入は1.9ポイント低下の51.4、価格は0.9ポイント上昇の46.0だった。このほか、在庫は0.4ポイント上昇の49.9、輸入は1.0ポイント低下の46.0だった。