Friday, September 06, 2019 6:25 AM

2Q生産性改定値、2.3%上昇〜単位労働コスト2.6%上昇

 労働省が5日発表した2019年4〜6月期の非農業部門の労働生産性改定値(季節調整済み)は、年率換算で前期比2.3%上昇した。前年同期比では1.8%上昇だった。

 賃金の指標である単位労働コストは前期比2.6%上昇。前年同期比では2.6%上昇した。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産高が1.9%増加、労働時間は0.4%減少した。前年同期比では生産が2.6%増、労働時間は0.9%増だった。

 時間当たりの労働報酬は名目ベースで前期比4.9%増加。前年同期比は4.4%増えた。物価動向を考慮した実質ベースでは前期比1.9%増。前年同期比は2.5%増だった。

 製造業の生産性は前期比2.2%低下。生産高が3.0%減少、労働時間は0.8%減だった。前年同期比の生産性は横ばい。生産高が0.2%増、労働時間は0.1%増だった。

 19年1〜3月期の非農業部門の労働生産性は、前期比3.5%上昇のまま改定なし。