Wednesday, January 08, 2020 9:29 AM

クアルコム、自動運転向けプラットフォーム発表

 半導体大手クアルコム(Qualcomm)は、車線維持から完全自動運転まですべての制御を処理する自動運転車(AV)向けのコンピューティング・システム「スナップドラゴン・ライド(Snapdragon Ride)」を発表した。

 ロイター通信によると、同社がAV向けのフルシステムを提供するのは初めてで、2023年までには同社のシステムを搭載した車が市場に投入される見通し。

 携帯電話機向け半導体部品のサプライヤー最大手として知られるクアルコムは、10年以上前から自動車業界にも製品を供給しているが、これまでは車両をインターネットに接続するモデムチップや車内のスクリーンに電力を供給するインフォテインメント・システム用チップが中心だった。