US Frontline News

Thursday, January 30, 2020 9:05 AM

ゼニュイティー、AVの開発でHPEと提携

　ボルボ・カーズとビオニア（Veoneer）の合弁事業で車載エレクトロニクス開発のゼニュイティー（Zenuity、スウェーデン）は、次世代自動運転システムを開発するための人工知能（AI）や高性能計算（HPC）インフラの提供でヒューレットパッカード・エンタープライズ（HPE）と提携した。

　オートノマス・ビークル・テクノロジーによると、HPEは、ゼニュイティーが試験車両やソフトウェア開発拠点の国際ネットワークを通じて生成したデータを収集、保存、整理、分析できるよう、中核データ処理サービスを提供する。エンドツーエンドのITインフラは、従量課金型のITサービス「HPE GreenLake」を介して提供される。

　HPEのITサービスは、専用のHPCテクノロジー（HPE Apolloシステム、HPE ProLiantサーバー、高性能の並列Lustreファイルベース・ストーレージソリューション）を使い、HPE GreenLake商品を通して提供される。「HPE Pointnext Services」は、ソリューションを管理し、ゼニュイティーの開発者が新世代の旗艦ADソフトウェアを試験、学習、検証する上で使いやすい環境を作る。

　協業は2020年夏から始める予定で、まずはスウェーデンで展開し、近い将来に国際展開する計画。

https://www.autonomousvehicletech.com/articles/2271-zenuity-and-hewlett-packard-enterprise-partner-to-develop-autonomous-vehicles