Wednesday, February 12, 2020 9:08 AM

フォード、オムニエア・コンソーシアムに加盟

 フォードは、先進車両の各種技術認証プログラム作成で協力するための業界団体オムニエア・コンソーシアム(OmniAirConsortium、本部ワシントンDC)に加盟した。

 世界の公的機関、民間企業、調査機関など80団体が加盟するオムニエアは、高度道路交通システム(ITS)や道路料金徴収、コネクテッドカー関連技術の認証と相互運用性の促進を目的に設立された。現在は、C-V2X(携帯電話回線を使った車車間、路車間通信)機器向けの試験と認証プログラムを開発中。同プログラムは2020年7〜9月期に発表される予定。

 オムニエアには18年、ブラックベリーとトヨタ自動車が加盟。ほかにもデンソー、アプティブNXPセミコンダクターズやGMが加盟している。オムニエアはすでに、V2X市場に参入する機器メーカーが業界のプロトコルと仕様を満たす製品を開発できるよう、DSRC(専用狭域通信技術)ベースのV2X機器に第三者機関として認定テストと検証を提供している。