Friday, February 21, 2020 6:40 AM

1月のCB景気先行指数、0.8%上昇

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)が20日発表した2020年1月の景気先行総合指数(16年=100)は112.1となり、前月比0.8%上昇した。

 同社ウェブサイトによると、一致指数は0.1%上昇の107.3(前月は横ばい)、遅行指数は横ばいの108.7(同0.1%低下)だった。

 同社のエコノミスト、アタマン・オジルディリム氏は「1月の力強い上昇は、失業保険申請件数の減少や住宅着工許可数の増加、消費者の経済見通し、金融指標の改善が影響した。現在の2%程度の経済成長は20年初めまでは継続すると見込まれる」と述べた。中国で発生した新型コロナウイルスの感染拡大にも触れながら「今後数カ月で米製造業のサプライチェーンに影響が出るかもしれない」と指摘した。