Thursday, March 05, 2020 9:10 AM
アメリカンアクスル、苦しい中でも電動化支援継続
自動車業界では電動化の動きが加速しているが、実際にはまだ大きな販売につながっておらず、電動化を支えるサプライヤーにとって厳しい状況が続いている。
オートモーティブ・ニュースによると、売り上げの4分の3をトラックやSUV向け部品が占めるアメリカン・アクスル&マニュファクチャリング・ホールディングス(AAM 、デトロイト)は、ジャガー初の電気自動車(EV)モデルである電動SUV「I-Pace」にドライブシステムを供給しているが、売り上げは予想の約半分にとどまっている。
デイビッド・ダウチCEOはこの業績に関し、2月下旬の投資家会合で「電動化の現状を反映しているだけで、『ボルト(Volt=GMのプラグイン・ハイブリッド車)』も『ボルト(Bolt=同EV)』も『リーフ(Leaf=日産のEV)』も皆同じ状況だ」と説明。「実際に販売台数が目標に達したのはテスラだけで、それもかなり時間がかかった」とも指摘した。
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