Thursday, June 11, 2020 10:22 AM

5月消費者物価、0.1%低下〜コアは0.1%低下

 労働省が10日発表した2020年5月の消費者物価指数(1982〜84年=100)は256.394となり、季節調整後で前月比0.1%低下した。落ち込みは前月(0.8%低下)に比べると縮小した。

 同省ウェブサイトによると、月ごとの変動が激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は前月比0.1%の低下。前年同月比(季節調整前)は総合指数が0.1%上昇、コア指数は1.2%の上昇だった。

 品目別の前月比は、エネルギーが1.8%の低下。うち燃料油は6.3%低下、ガソリンは3.5%低下、天然ガスは0.8%上昇、電気は0.8%低下だった。食品は0.7%上昇だった。

 コア項目では、新車が0.3%上昇、中古車は0.4%低下した。衣料は2.3%低下、航空運賃は4.9%低下。帰属家賃(持ち家の家賃相当コスト)は0.3%の上昇だった。