Wednesday, July 01, 2020 10:40 AM
三菱航空機赤字5000億円超 20年3月期、開発損失響く
国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)を開発中の三菱航空機(愛知県豊山町)が1日開示した2020年3月期決算は、純損益が5269億円の赤字(前期は23億円の黒字)だった。同社として過去最大の赤字。これまで1兆円規模とみられる開発費をつぎ込んだが、納期延期が6度続くなど開発が遅れ、投資回収のめどが付かず損失として計上することを余儀なくされた。負債が資産を上回る債務超過に陥った。
新型コロナウイルス流行で同社の足元の事業環境は厳しい。予算減で体制も縮小しており、21年度以降の納期がさらに遅れる可能性が出てきた。
スペースジェットの試作機や商用化できれば利益を生み出すと想定していた生産設備などの価値がほぼなくなったとの判断から、会計上の保有資産が目減りし特別損失4462億円を計上。本業でも開発費用などで640億円の損失が出た。(共同)
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