Thursday, September 03, 2020 9:50 AM

7月の製造業受注、6.4%増〜コア資本財は1.9%増

 商務省が2日発表した2020年7月の製造業受注高(季節調整済み)は、前月比6.4%増の4660億8200万ドルだった。変動の激しい輸送機器を除いた受注は2.1%増だった。

 同省ウェブサイトによると、耐久財は前月比11.4%増。このうち輸送機器は35.7%増、国防航空機は77.1%増、自動車・同部品は9.4%増だった。民間航空機は発表なしだった。耐久財ではこのほか、一般機械が2.0%増、一次金属が0.6%増だった。一方、非耐久財は1.8%増だった。

 資本財は13.6%増だった。うち国防関連を除く資本財は10.2%増、民間設備投資の先行指標となる国防関連と航空機を除いたコア資本財は1.9%増だった。国防資本財は30.0%増だった。

 製造業全体の出荷は4.6%増だった。受注残高は0.8%減、在庫は0.5%減だった。在庫は出荷の1.43カ月分に相当し、前月の1.51カ月分から減少した。