Tuesday, September 22, 2020 10:09 AM

トヨタ、ホンダ、シェルが水素燃料補給網拡大で協力

 トヨタ、ホンダ、シェルは、カリフォルニア州での水素燃料補給網の拡大で協力する。

 トヨタによると、シェル・ハイドロジェンは、加州エネルギー委員会(CEC)のクリーン輸送プログラム(CTP)から助成金4080万ドルを受け取る予定で、これを使って既存のシェル燃料ステーション48カ所に水素燃料補給装置を設置する。さらに、既存のシェル水素ステーション2カ所をアップグレードし、大型トラック向け水素ステーション1カ所にもライトデューティー燃料補給器を加える。

 トヨタとホンダは、州内で燃料電池車(FCV)の販売を拡大することでシェルの水素補給施設を支援する。

 現在、州内にはシェルが運営する水素補給所が9カ所あり、そのうち7カ所は2017年にCECから交付された助成金で設置された。

 同州ベイエリア大気質管理地区は20年2月、州大気資源委員会(CARB)のフォルクスワーゲン環境緩和トラスト(Volkswagen Environmental Mitigation Trust)から500万ドルを水素燃料補給所に投入する計画を発表し「CECの要件を満たす公的に利用可能な水素燃料補給インフラの購入と設置を提案する適格な用途には、フォルクスワーゲン資金を授与する可能性がある」と説明していた。

https://pressroom.toyota.com/shell-toyota-and-honda-plan-expansion-of-hydrogen-refueling-network-in-california/