Monday, December 14, 2020 9:04 AM

11月の卸売物価、0.1%上昇〜コア指数は0.1%上昇

 労働省が11日発表した2020年11月の卸売物価指数(2009年=100)は、モノとサービスを合わせた総合が119.2となり、季節調整後で前月比0.1%上昇した。上昇は7カ月連続。前年同月比では0.8%上昇した。全体から変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は0.1%上昇した。前年同月比では1.4%上昇だった。

 同省ウェブサイトによると、モノは前月比で0.4%上昇した。エネルギー価格は1.2%上昇、うちガソリンは1.9%低下した。食品は0.5%低下だった。乗用車は0.8%上昇、小型トラックは0.2%低下した。

 手数料や輸送コストなどのサービスは横ばいだった。うち貿易は0.3%低下、輸送・倉庫は0.9%低下、医療保険は0.1%上昇だった。