Tuesday, March 30, 2021 8:09 AM

NEMA、つながる車向け路側機の新規格を発表

 米国電機工業会(NEMA)は、コネクテッドカー用の路側機(RSU)インフラに関する新しい規格「NEMA TS10-2020」を発表した。

 アセンブリー・マガジンによると、複数のコネクテッドカー向け通信技術の共存を可能にする技術に対応した内容で、デバイスのタイプや基盤となるテクノロジーに関係なく、車両とインフラ間の通信を容易にする。

 NEMA輸送管理システムおよび関連制御デバイスセクションの議長を務めるアプライド・インフォメーションのブライアン・マリガン社長は「NEMA TS10規格は、コネクテッドカーの可能性の実現、死者や事故の削減、交通の改善に役立つ」と話している。

 また、NEMA輸送システムディビジョンの業界ディレクター、スティーブ・グリフィス氏は「NEMA TS10には、技術が進歩しても相互運用性や効果が維持され、道路インフラの所有者と運用者が自信を持って機器を調達できるようにする重要な要素が含まれている。この規格は、緊急車両の信号の先取り、前方の横断歩道、学校や商工業地区への進入など、特定の用途に対するソリューションを提供する」と付け加えた。

https://www.assemblymag.com/articles/96255-new-nema-standard-focuses-on-connected-vehicle-infrastructure