Tuesday, June 22, 2021 10:14 AM

トヨタの投資ファンド、ライドセルに出資

 トヨタのベンチャーキャピタル部門ウーブン・キャピタル(Woven Capital)は、車両管理のデジタル化やIoT(モノのインターネット)を使った自動化のプラットフォームを提供しているライドセル(Ridecell、本社カリフォルニア州)に出資する。

 ウーブン・キャピタルは世界トップクラスの安全性を備えたモビリティーの実現を目指すトヨタの子会社ウーブン・プラネット・グループの投資部門。ライドセルとウーブン・キャピタルは、モビリティーサービス分野で協業の機会も検討していく。

 ウーブンキャピタルの加藤道子プリンシパルは「ライドセルは、フリートのコネクティビティーおよびワークフローの自動化を拡大する総合的なプラットフォームを構築してモビリティー業界の重要な部分でデジタル・トランスフォメーションを加速させている」と話している。

 ライドセルの顧客は、自動化およびモビリティー・プラットフォームによってテレマティクス、車両管理、および社内システムを統合的に確認でき、そこから得られる情報を活用して、ビジネス・オペレーションやワークフローを自動化できる。