Monday, June 28, 2021 9:55 AM

テスラのベルリン工場、生産開始は夏の終わり以降

 テスラは、ベルリンの大規模工場(ギガ・ベルリン)で、7月までにモデルYの生産を始める計画内容を変更した。生産開始は夏の終わりか秋の初めごろへと若干遅れる。生産を開始するには、州環境庁がモデルY生産を承認する必要がある。地元の報道によると、ギガ・ベルリンの建設自体は完了したもよう。

 ギガ・ベルリンでは、パナソニックがテスラ向けに開発した乾式電極コーティングの筒型電池「4680」セルが製造される。

 イーロン・マスクCEOは5月、テキサス州の大規模工場(ギガ・テキサス)で4680セルを搭載した「モデルY」を生産すると発表した。ギガ・ベルリンもテキサスに続いて次世代バッテリーを装備したテスラ車を市場に送り出すことになる。