Friday, October 01, 2021 10:19 AM

GM、25年までに使用電力をすべて再生可能エネ由来に

 ゼネラル・モーターズ(GM)は9月30日、国内拠点で使う電力をすべて再生可能エネルギー由来にする時期が2025年になると発表した。当初の目標より5年早いという。

 ロイター通信によると、GMはまた、地域送電機関(RTO)のPJMインターコネクションおよびエネルギー企業のティンバーロック(TimberRock)と協力して、電力使用による国内施設からの炭素排出量を追跡する計画を明らかにした。最終的には、販売する電気自動車(EV)からの(充電などを通じた)炭素排出量の追跡にもこの取り組みを拡大したい考え。

 GMは6月、EVと自動運転車(AV)関連の25年までの世界支出を従来の270億ドルから350億ドルに引き上げる計画の概要を発表した。

 19年には、GMはカリフォルニア州が燃費規制やゼロエミッションの要件を独自に定めることを禁じたトランプ前政権を支持する自動車メーカーの1つだった。しかしGMはその後支持を撤回し、バイデン大統領寄りの姿勢に転換した。