Tuesday, November 02, 2021 10:10 AM

10月のISM製造業景況指数、60.8に低下

 サプライ管理協会(ISM)が1日発表した2021年10月の米製造業景況指数は、前月比0.3ポイント低下の60.8となった。製造業景況判断の節目となる50は17カ月連続で上回った。

 PRニューズワイヤーによると、調査対象18業種のうち、景気は上向いていると答えたのは衣料・革製品、家具・同関連、繊維、電化製品・部品、機械、印刷・同関連支援、食品・飲料・たばこ製品、電算機・電子機器など16業種。縮小していると答えたのは木材製品と非金属鉱物製品の2業種だった。

 個別指数では、新規受注が6.9ポイント低下の59.8、生産は0.1ポイント低下の59.3、雇用は1.8ポイント上昇の52.0、製品納入は2.2ポイント上昇の75.6、価格は4.5ポイント上昇の85.7だった。このほか、在庫は1.4ポイント上昇の57.0、輸入は5.8ポイント低下の49.1だった。