Friday, November 19, 2021 7:19 AM

GM、IT部門を再編〜ソフトウェアと国際ITに

 ゼネラル・モーターズ(GM)は、情報技術(IT)部門をデジタルビジネスソフトウェア事業と国際IT事業に再編する。ソフトウェア関連サービスは2030年までに売上高を年間200億〜250億ドルに増やす目標だという。

 同社のプレスリリースによると、メアリー・バーラ会長兼CEOは「新しい機構とデュアルオペレーティング方式により、GMはIT機能、人材、およびリソース面の強力な基盤を最大活用できるだけでなく、複雑さを軽減し、ペースを上げることができる」と話している。

 デジタルビジネスソフトウェア事業担当の副社長にはステーシー・リネット氏が就任し、エドワード・クマー最高デジタル責任者(CDO)の配下となる。

 また、国際IT事業担当の副社長および最高情報責任者(CIO)にはフレッド・キリーン氏が就任し、バーラCEOの直属となる。キリーン氏は、国際ITチームを率い、GMの国際事業をサポートするために企業全体のIT資産とソリューションを統括する。

 キリーン氏のチームは国際的なバックオフィスITサポート、リネット氏のチームはテクノロジー戦略およびソフトウェア製品の開発に力を入れる。