Thursday, December 09, 2021 9:09 AM

エイコムとキャブニュー、ミシガンで自動運転車専用レーン構築へ

 インフラ・コンサルティング会社エイコム(AECOM、カリフォルニア州)は、ミシガン州南東部にコネクテッド自動運転車(CAV)の専用レーン「CAVコリドー」を建設するため、次世代の道路インフラ整備に取り組むキャブニュー(Cavnue、ワシントンDC)と提携した。

 エイコムのプレスリリースによると、同社はエンジニアリング計画および設計サービスを提供しながら、ミシガン州のほかにも北米でCAVレーン・プロジェクトを拡大する予定。キャブニューとの提携では、州内の複数の幹線道路に関しても運用概念、環境に関する文書、概案および最終的な設計を提供する。

 キャブニューは、次世代インフラ開発のサイドウォーク・インフラストラクチャー・パートナーズ(Sidewalk Infrastructure Partners)の子会社として設立され、ミシガンですべての車両の動作環境を簡素化し前方の道路に関するより多くの情報を車両に提供するため、新しい道路インフラストラクチャー・スタックと独自開発のハードウェアおよびソフトウェア製品を統合する。

 キャブニューとエイコム、ミシガン州交通局は、このシステムを使って道路の運営/管理者に深い理解を提供するためにも緊密に協力している。

 キャブニューの共同創設者であるタイラー・デュバルCEOは「スマートカーにはスマートな道路が必要。運転環境を簡素化および強化し、すべての自動運転車の可能性を最大限に引き出すことが当社の使命で、ミシガンで一緒に次世代道路の青写真となるソリューションを開発できることを喜んでいる」と話している。

https://aecom.com/press-releases/aecom-and-cavnue-announce-partnership-to-deliver-connected-and-automated-vehicle-corridor-in-michigan/