Tuesday, December 21, 2021 9:22 AM
日立とリー、商用車の電動化促進で提携
日立アメリカとモジュール式電動車技術開発のリー・オートモーティブ(REE Automotive、イスラエル)は、電気自動車(EV)の普及を促進、加速させるため、EVの量産、商用車向け充電インフラ、エネルギー管理の提供など、EVバリューチェーン全体にわたる戦略的合意を締結した。車両群(フリート)の包括的なデジタル管理や運用を提供し、さまざまな企業が電動化を進める今後10年間でEVフリート全体を完全に可視化できるようにする。
グリーンカー・コングレスによると、拡張性の高いサービスとしてのデータ(DaaS)プラットフォームとサービスとしての分析(AaaS)プラットフォームを両社が共同で作成し、リーの顧客向けに高度なデジタルソリューションの開発を加速させ、次世代のコネクテッドな商用EVを実現する。
両社は、日立のデータプラットフォーム「ルマーダ(Lumada)」およびリーのプラットフォームのモジュール性および水平的ビジネス戦略を活用し、配送、物流、移動サービスを含むすべての市場部門にサービスを提供するモジュール式スマートEVソリューションの市場投入を目指す。
リーの共同創設者であるダニエル・バレルCEOは「当社は、クラス最高のイノベーションとデータサイエンスや分析における経験を重視して顧客に完全なソリューションを提供しており、日立とは理想的な時期に提携できた」と語っている。