Tuesday, February 15, 2022 6:16 AM
スバル、EVゴーを米国のEV充電優先パートナーに
SUBARU(スバル)の米国子会社スバル・オブ・アメリカ(SOA)は、米国で初めて電気自動車(EV)の充電設備に100%再生可能エネルギー由来電力を使った公共急速充電ネットワークのEVゴー(EVgo)を、米国のEV充電優先パートナーに選んだ。EVゴーがプレスリリースで発表した。
スバルは、2021年11月のLAオートショーで同社初の完全EVモデルとなる23年型「ソルテラ」SUVを発表し、22年半ばまでに発売を予定している。今回の提携によって、「ソルテラ」のオーナーは業界をリードするEVゴーの充電ネットワークの全てのサービスを利用できるようになる。
ドライバーは、35州の68都市圏に広がる800カ所以上の公共急速充電施設と1200以上のレベル2充電スタンドを備えたEVゴーの充電ネットワークで車を充電できるほか、EVゴーのパートナーを通じ全米で4万6000以上のL2およびDC急速充電公共充電スタンドにもアクセスできる。
急速充電ネットワークは拡大を続けており、EVゴーは27年までに全米で約1万6000の充電スタンド・ネットワーク展開を目指している。
EVの購入者は通常、レンジ(航続距離)不安を解消するため購入の前に自宅や頻繁に走る道路沿いに充電施設があるかよく調べるため、大規模なネットワークを持つEV充電サービス業者との提携はスバルに有利となる。
「スバルEVゴー」のアカウントを持つオーナーは全て、「EVゴー・チャージング・クルー」の24時間年中無休カスタマーサポートを受けられるほか、EVゴーの携帯電話アプリを使った急速充電器の検索、充電セッションの開始、監視が可能で、無料充電特典を受けられるポイントも獲得できる。「ソルテラ」の航続距離は220マイル以上になる見込み。
EVゴーの充電施設は出力50〜350キロワット(kW)の充電器を備え、15〜45分で最大80%の充電が可能。同社によると、米国では1億3000万人以上がEVゴーの急速充電器から半径10マイル以内に住んでいるという。
https://www.evgo.com/press-release/subaru-selects-evgo-as-preferred-ev-charging-partner-following-announcement-of-first-all-electric-vehicle/