Tuesday, March 01, 2022 5:46 AM
イマージョン、Nisshaと提携〜車載インターフェイス開発で
タッチフィードバック技術のイマージョン(Immersion、カリフォルニア州)は、モビリティー市場向けの新しいインターフェイス・デザインを開発するため、タッチセンサー、加飾フィルム、成形部品の国際大手Nissha(京都市)と提携した。
Nisshaのプレスリリースによると、イマージョンはNisshaに「アクティブ・センシング」技術と特許をライセンス供与し、Nisshaはそれを活用して直感的な操作性と安全性を両立させた新しい車載インターフェイスの開発に取り組む。
イマージョンの製品およびマーケティング担当ジョン・グリフィン副社長は「新しい車両インターフェイス設計でユーザー体験を革新するため、ハプティックス(触覚技術)を使う自動車メーカーが増えている。Nisshaとともに、当社の技術を搭載したより多くのソリューションを自動車市場に提供できることを喜んでいる」と話している。
イマージョンのタッチフィードバック技術は、車載インターフェイスとアプリケーションの強化につながる。同社は韓国の自動車部品会社ダックイル(Duck-il)とも車載インターフェイス向けの技術使用に関するライセンス契約に署名したばかり。
最近はタッチベース・インターフェイスのユーザー体験を向上させるために高解像度の触覚効果を組み込む車両が増え、触覚ベースの技術の自動車向け需要は高まっている。イマージョンのタッチフィードバック技術に関する知見は、自動車だけでなくゲームや家電製品にまで及んでいる。
https://www.nissha.com/news/2022/02/24_014.html