Thursday, March 24, 2022 7:15 AM
ブリヂストン、自動運転シャトルのメイに出資
ブリヂストンは、自動運転シャトル(小型バス)開発のメイ・モビリティー(May Mobility、ミシガン州)にマイノリティー投資した。
ブリヂストンのプレスリリースによると、同社はメイとのパートナーシップを通じて、タイヤ関連のデジタルや予知保全技術をメイのAVに統合し、情報収集・処理機能と安全性の強化を図る。
ブリヂストンは、今回の投資によって公共サービス向け自動運転車(AV)分野に進出することになる。メイの技術とシャトル運用を活用して深い理解につながるデータを取得し、中核のタイヤ製品やモビリティー・ソリューションの改善につなげられる。
一方、メイにとっては、この提携によって「Firestone Complete Auto Care」「Tires Plus」「Hibdon Tires Plus」「Wheel Works」といった小売ブランドで展開されているブリヂストンの2200種を超えるタイヤと、自動車サービスセンター網を通じて市場を開拓できる。また、拡張を支援するためにモバイルサービス会社Firestone Direct にもアクセスできるようになる。
メイ・モビリティーは2022年1月、ミライ・クリエーション・ファンドIIが主導し、東京海上、豊田通商、トヨタ・ベンチャーズ、ミレニアム・テクノロジー・バリュー・パートナーズ、サイラス・キャピタル・パートナーズ、1843キャピタル、BMW iベンチャーズ、ベイ・レイク・ベンチャーズが参加したシリーズC資金調達ラウンドで8300万ドルの資金を確保している。
https://www.bridgestoneamericas.com/en/newsroom/press-releases/2022/bridgestone-invests-in-may-mobility-autonomous-vehicles