Thursday, April 07, 2022 7:07 AM

リビアン、22年のEV生産目標は2万5000台

 アマゾンやフォードが出資する新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(Rivian Automotive、カリフォルニア州)はこのほど、2022年の生産台数は2万5000台が目標だと発表した。

 ロイター通信によると、同社は21年7〜9月期末に電動ピックアップ・トラック「R1T」の納入を開始し、21年通年では1015台を生産して920台を納入した。22年1〜3月期は2553台を生産し、1227台を納入した。3月には、サプライチェーンの問題を理由に22年の生産台数予想を従来の半分の2万5000台に減らす可能性があると発表した。

 同社はイリノイ州ノーマルに工場を持ち、現在は同工場で「R1T」、電動SUV「R1S」のほかアマゾン向けの配達用バンを製造している。同工場の年間生産能力は現在15万台で、新モデルを追加しながら23年までに20万台に拡大する予定。

 24年にはジョージア州アトランタ近郊に新工場も開設する計画で、最終的には年間40万台のEVを製造し、EV用電池も生産する予定だ。