Friday, April 08, 2022 7:22 AM

半導体メーカーのネクスペリア、ダラスにR&D拠点開設

 中国ウィングテック(Wingtech)傘下の半導体メーカー、ネクスペリア(Nexperia、本社オランダ)は、テキサス州ダラスに研究・開発(R&D)センターを開設した。電源管理用IC(集積回路)ビジネスへの参入を目指す。

 ネクスペリアのプレスリリースによると、同社パワー・アンド・シグナル・コンバージョン部門の責任者でR&Dセンター所長のアイリーン・デン氏は「ダラスのセンターはあらゆる面で重要な意味を持つ。企業として北米でのR&D活動を確立し、当社のアナログIC製品、パワーマネジメントIC、シグナルコンディショニングICのラインアップを拡大、強化につなげたい」と話している。

 同センターは、ネクスペリアにとって北米初のR&D施設。アナログ信号のデジタル変換と電源管理ICの開発に焦点を当てると同時に、顧客に広範な製品を提供するための支援も行う。