Tuesday, July 26, 2022 8:15 AM

リビアン、幅広い商用EV展開を計画

 アマゾンやフォードが出資する新興電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブ(Rivian Automotive、カリフォルニア州)は、さまざまな形状とサイズの電動商用車ライン展開を計画しており、2030年以降は複数の工場で年間数百万台のEVを製造する予定だ。

 ロイター通信によると、リビアンは先週、アマゾン向けの大型電動バン「EDV-700」を正式発表した。このバンは「RCV」と呼ばれる車台(プラットフォーム)を使ってイリノイ州ノーマルの工場で造られているが、同社は将来、ほかにもさまざまな車両を提供する計画で、RJ・スカリンジCEOは「貨物用バンや作業用バンを含め、ラストマイル配送以外の多くの商業用途を考えており、複数の顧客とさまざまな話し合いをしている」と述べた。

 スカリンジ氏の構想は、イーロン・マスク氏のテスラに対する構想と似ており、テスラも売上高と利益の急増が始まるまでの会社設立後10年半は苦戦したが、マスク氏は「テスラは30年までに年間2000万台のEVを製造するようになる」と語っていた。