Monday, August 01, 2022 6:49 AM
台湾TSLC、セプトンにライダー部品を供給
台湾の超高輝度LED(発光ダイオード)チップ製造会社セミLEDs傘下のTSLC(台湾半導体照明)は、米国の新興ライダー(光検知・測距装置)技術企業セプトン(Cepton、カリフォルニア州)に、ライダーの主要部品を供給する。
ビジネス・ワイヤーによると、TSLCは超精密オプトエレクトロニクスシステムの技術開発・製造企業で、ウエハーレベルパッケージングなど独自の半導体パッケージ・ソリューションの技術革新に関する10年以上の経験を持つ。2年前からセプトンのライダー・ソリューションの大規模展開に備え、セプトンと協力してTSLCの製造工程の認定と検証を行ってきた。
TSLCのCEOでセミLEDsの会長兼CEOであるチュン・ドアン氏は「TSLCの高度なマイクロパッケージ技術と当社の超精密アラインメント(整合)技術を使って、セプトンのライダー・ソリューションに使われる数千個の部品を納入している。セプトンのライダー・ソリューションは、事故を減らし、より高度の自律性を実現することで道路をより安全にしている」と話している。
2005年設立のセミLEDsは、特許を取得したMvpLED技術を使って青(白)、緑、紫外線(UV)を発する金属合金製縦型LEDチップを開発・製造しており、独自デザインによって高い性能とより長いルーメン(光束)の維持を実現している。