Wednesday, November 02, 2022 6:52 AM

10月のISM製造業景況指数、50.2に低下

 サプライ管理協会(ISM)が1日発表した2022年10月の米製造業景況指数は、前月比0.7ポイント低下の50.2だった。2020年5月以来の低水準だったが、製造業景況判断の節目となる50は29カ月連続で上回った。

 PRニューズワイヤーによると、調査対象18業種のうち、景気は上向いていると答えたのは衣料・皮革製品、非金属鉱物製品、機械、石油・石炭製品、輸送機器、その他製造業など8業種。縮小していると答えたのは家具・同関連、紙製品、繊維、印刷関連、加工金属製品など10業種だった。

 個別指数では、新規受注が2.1ポイント上昇の49.2、生産は1.7ポイント上昇の52.3、雇用は1.3ポイント上昇の50.0、製品納入は5.6ポイント低下の46.8、価格は5.1ポイント低下の46.6だった。このほか、在庫は3.0ポイント低下の52.5、輸入は1.8ポイント低下の50.8だった。