Thursday, May 02, 2024 7:13 AM

4月のISM製造業景況指数、49.2に低下

 サプライ管理協会(ISM)が1日発表した2024年4月の米製造業景況指数は、前月比1.1ポイント低下の49.2となった。製造業景況判断の節目となる50を割り込むのは2カ月ぶり。

 PRニューズワイヤーによると、調査対象18業種のうち、景気は上向いていると答えたのは非金属鉱物製品、印刷関連、一次金属、繊維、電化製品・同部品、石油・石炭製品、紙製品、輸送機器など9業種。縮小していると答えたのはその他の製造品、機械、家具・同関連製品、木製品、食品・飲料・たばこ製品など7業種だった。

 個別指数では、新規受注が2.3ポイント低下の49.1、生産は3.3ポイント低下の51.3、雇用は1.2ポイント上昇の48.6、製品納入は1.0ポイント悪化の48.9、価格は5.1ポイント上昇の60.9だった。このほか、在庫は横ばいの48.2、輸入は1.1ポイント低下の51.9だった。