Wednesday, August 21, 2024 7:09 AM

ウェイモ、自動運転タクシーの有料乗車回数が3カ月で倍増

 アルファベット傘下の自動運転技術開発部門ウェイモは20日、有料の移動サービスの提供回数が3カ月で倍増し、週10万回に達したと発表した。自動運転による配車サービスの提供地域を拡大し、利用者が増えたため。

 ロイターによると、自動運転技術への懐疑的な見方が広がり、規制当局の厳しい監視や捜査が続く中、アルファベットは7月、ウェイモに複数年にわたって50億ドルを投資すると発表していた。

 約700台の車両を保有するウェイモは、乗員なしのロボタクシー(自動運転タクシー)を有料で運行する国内唯一の企業。同社は6月、アリゾナ州フェニックス都市圏で事業を拡大する一方で、サンフランシスコでは順番待ちリストへの登録なしで誰でも利用できるようにした。8月からはサンフランシスコ半島とロサンゼルスの一部にサービスを拡大している。