Monday, September 23, 2024 7:00 AM

ウーバーとウェイモが提携強化〜AV使った配車、新たに2都市で

 配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズは、アルファベット傘下の自動運転車(AV)開発子会社ウェイモとの提携を拡大し、2025年初めにテキサス州オースティンとジョージア州アトランタでAVを使った配車サービスを開始する。

 ロイターによると、ウーバーはウェイモの完全自動運転システムを搭載した電気自動車(EV)「ジャガー I-PACE」の車両管理と配車を担当。ウェイモは自動運転システム「ウェイモ・ドライバー」のテストと運用を担当し、ロードアシスタンス(出張サービス)やその他の乗客サポートを提供する。車両は将来的に数百台まで拡大するという。

 ウーバーは23年、ウェイモとの最初の提携を発表し、アリゾナ州フェニックスで移動サービスにウェイモの無人AVを使い始めた。

 ウーバーは、EVメーカーや自動運転技術企業と提携し、配車で使う全車両をグリーンエネルギー車に転換するという目標の達成に向けて戦略を進めている。

 ウーバーはゼネラル・モーターズ(GM)のAV子会社クルーズとも提携しており、25年までにウーバーのプラットフォームでAVを提供する予定だ。