Wednesday, October 16, 2024 6:57 AM

長瀬産業、アテックスとxEV車向け電動化部品会社をメキシコに設立

 長瀬産業はアテックス(大阪府東大阪市、成岡 瑞尚社長)とメキシコ・グアナファト州・レオンに合弁会社・ATECS INSERT MOLDING MEXICO S.A.DE C.V.(アテックスインサートモールディングメキシコ、AIM)を24年内に設立、26年以降、EV向け電動化部品を製造量産する。

 AIMは部材を現地で調達する。製造部品は、既存顧客の現地調達化への対応や、米国の新規顧客に向け展開し、Nagase Enterprise Mexico S.A.de C.V.がメキシコでの材料調達と製品販売を行う。

 アテックスはインバーターやバッテリーに採用される精密金属インサート成型部品の設計、生産を行っている。長瀬産業とは、中国のEV市場拡大を見込んで、EV等の新エネルギー車向け精密金属インサート成型部品の合弁会社・恵州三力協成精密部件有限公司を17年に設立した。

 AIMにはアテックスが量産体制が可能な状態で生産移管される予定で、生産量は月産数十万個を見込んでいる。