Tuesday, February 18, 2025 6:32 AM
メイ、ジョージア州で無人の自動運転サービス開始
電動の自動運転シャトル(小型バス)を開発するメイ・モビリティー(May Mobility、ミシガン州)は、ジョージア州ピーチツリーコーナーズ市で、同社初の商用ドライバーレス自動運転移動サービスを開始した。
ジャスト・オートによると、同社はすでにアリゾナとミシガン州で試験サービスを実施しており、無人運転の展開はこれで国内3番目。ピーチツリーコーナーズ市と同市の経済開発事業キュリオシティー・ラブ(Curiosity Lab)、Tモバイルと提携して、トヨタのミニバン「シエナ」に自動運転システムを追加した「オートノマース(Autono-MaaS)」バージョンを使い、サービスを提供している。
メイは2024年9月から、キュリオシティー・ラブ訪問者に安全ドライバー付きで移動サービスを提供してきた。利用者は今後、運転手なしのサービスを体験できるようになる。
オートノマース・シエナにはメイが特許を持つMPDM(multi-policy decision making)技術が搭載され、人工知能(AI)を使って予測不能な運転状況に適応しながら安全性と快適性を高めている。
サービスは月〜金曜日に一般向けに提供され、1台当たり一度に最大5人の乗客を乗せられる。利用者は、配車サービスのビア(Via、ニューヨーク州)と共同開発したメイのアプリを使ってオンディマンドで予約できる。
メイは、年内にジョージア州アトランタ都市圏でサービスを拡大する計画だ。