Tuesday, March 04, 2025 6:08 AM

2月のISM製造業景況指数、50.3に低下

 サプライ管理協会(ISM)が3日発表した2025年2月の米製造業景況指数は、前月比0.6ポイント低下の50.3となった。製造業景況判断の節目となる50を超えるのは2カ月連続。

 PRニューズワイヤーによると、調査対象18業種のうち、景気は上向いていると答えたのは石油・石炭製品、その他の製造品、一次金属、木製品、食品・飲料・たばこ製品、電化製品・同部品など10業種、縮小していると答えたのは家具・同関連製品、繊維、非金属鉱物製品、電算機・電子機器など5業種だった。

 個別指数では、新規受注が6.5ポイント低下の48.6、生産は1.8ポイント低下の50.7、雇用は2.7ポイント低下の47.6、製品納入は3.6ポイント悪化の54.5、価格は7.5ポイント上昇の62.4だった。このほか、在庫は4.0ポイント上昇の49.9、輸入は1.5ポイント上昇の52.6だった。