Thursday, February 12, 2026 6:04 AM

カナダ、中国製EVの輸入制限緩和で情報漏えい懸念高まる

 カナダ政府が中国から年間最大4万9000台のEVの輸入を認め、関税は最恵国待遇の6.1%を適用することに対し、これらの車がスパイ活動などに使われるとの懸念が広がっている。

◇中国製EVは「スパイ・カー」

 オートモーティブ・ニュースによると、オンタリオ州のダグ・フォード首相は中国製EVを「スパイ・カー」と公言し、車両や携帯電話を通じて中国が通信や会話を傍受する可能性を指摘している。この見解は、セキュリティー専門家や自動車業界関係者、一部NATO加盟国の認識とも一致している。

 カナダ連邦政府も、公式にはしないものの中国の情報収集能力に強い警戒心を持っている。1月にマーク・カーニー首相が訪中した際は、カナダ航空機が中国領空に入る1時間前にすべてのカナダ政府職員や政権スタッフが公務用・私用端末の電源を切り、通信を遮断するバッグに収納した上で、中国滞在中は使い捨て端末を使っていたことが報じられている。