Wednesday, May 13, 2026 7:06 AM
ウェイモ、ロボタクシー約3800台リコール〜冠水道路に侵入する恐れ
運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、ウェイモの車両に冠水した道路へ進入する可能性のあるソフトウェアの不具合が見つかったため、同社が米国内で運行するロボタクシー3791台をリコールすると発表した。オートモーティブ・ワールドが伝えた。
リコールは第5世代および第6世代システムが対象となる。ウェイモは完全なソフトウェア修正版ができるまでの暫定措置として、悪天候時の運行制限強化や地図更新を実施する予定。
ウェイモは国内フリートの規模に関する詳細の公表を避けてきたが、今回ソフトウェア欠陥の対象車両をすべて明らかにしたことで、国内で稼働するロボタクシー車両数のほぼ全容が判明した。同社の車両は現在、フェニックス、サンフランシスコ、ロサンゼルス、オースティン、サンアントニオ、アトランタで展開中。
これまでウェイモのフリート規模は、市レベルの許認可データなどに基づく推計でしかなく、サンフランシスコで約800〜1000台、フェニックスで約500台程度と見られていた。ウェイモは2025年9月に車両数が2000台を超えたことを公表しており、今回確認された3791台という数字は、同社が2年足らずでフリートをほぼ3倍に拡大し、世界最大の商用ロボタクシー事業になったことを示している。
ウェイモは安全性および規制面で厳しい状況に直面しており、2026年1月にサンタモニカの小学校付近で発生した事故を受けて、NHTSAによる調査を受けているほか、NHTSAと国家運輸安全委員会(NTSB)は、ウェイモ車両が警告灯を点灯した停止中のスクールバスを追い越したとされる一連の事案も個別に調査している。