Wednesday, June 17, 2026 7:39 AM

自動駐車、規制整備後もメーカーの導入は限定的

 欧州では、新しい技術要件と安全基準の整備によって自動駐車機能を備えた車の量産化が可能になった。しかしメーカーは関連投資に慎重で、導入は限定的な状態が続いている。オートモーティブ・ニュースが伝えた。

◇最大35分の短縮

 自動駐車(バレーパーキング)はレベル4自動運転機能の一種で、ドライバーは駐車場内の指定の場所で車を降り、スマートフォンアプリで車に自動駐車を指示したり、指定の場所まで呼び戻したりできる。欧州ではこの3月、完全自動運転車両の商業化に向けたEU規則「EU 2026/481」が発効し、自動運転車両の認可台数に関する従来の上限撤廃とともに、駐車場内における車両とスマートインフラとの連動に関する安全性能基準が定められ、欧州連合(EU)域内における自動バレーパーキング搭載車の量産への道が開かれた。欧州の高度道路交通システム(ITS)推進団体Erticoによると、この技術によって1回の移動にかかる時間を最大35分短縮できる可能性がある。