Wednesday, January 18, 2017 10:04 AM

水素活用へ協議会設立 トヨタや欧州企業13社

 トヨタ自動車は18日、ドイツのダイムラーやBMWといった自動車メーカーや欧州のエネルギー大手など計13社で「水素協議会」を設立したと発表した。低炭素社会の実現へ連携し、燃料電池車などで水素エネルギーの活用を推進する。

 日本からはホンダや川崎重工業も参加。スイスで開幕した世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)に合わせて現地時間17日に初会合を開き、水素エネルギー分野の開発投資を増やす方針を確認した。13社による投資額の合計は、今後5年間で1兆2000億円以上を見込むという。

 参加企業はほかに英・オランダ系石油メジャーのロイヤル・ダッチ・シェル、英資源大手アングロ・アメリカンなど。トヨタとフランスの産業ガス大手エア・リキードが共同議長会社に就いた。(共同)