Monday, January 23, 2017 10:39 AM

要所でネットプレー失敗 錦織、ミスで勢いづかせる

 テニスの全豪オープンで男子シングルス第5シードの錦織圭(日清食品)は、22日の4回戦で元世界ランキング1位の第17シード、ロジャー・フェデラー(スイス)にフルセットで屈した。3年連続のベスト8入りを逃し、「もったいない」と振り返った敗戦の裏には要所でネットプレーのミスがあった。

 3回戦までの相手は格下ばかり。シード順は錦織が上とはいえ、フェデラー戦は今大会で初めて力を試される場だった。出だしは好調。だが第1セット、5-2としてサービスゲームを迎えながら、15-0からバックのボレーが外れると、30-15の場面で再びサーブアンドボレーを仕掛けて球をネットにかけた。

 「自分のミスが相次いだ」こともあって、このゲームを奪われて相手を勢いづかせた。タイブレークでこのセットはものにしたが、復調した35歳のベテランに主導権を握られてしまった。(共同)