Tuesday, January 31, 2017 9:49 AM

全選手の入国に努力 米政府、五輪委へ連絡

 トランプ大統領がイスラム圏7カ国からの入国禁止を決めた大統領令がスポーツ界に波紋を広げる中、米国オリンピック委員会は30日、米政府から「米国で開催される国際大会のために訪れる全ての国からの選手が迅速に入国できるように努力していく」との連絡を受けたことを明らかにした。AP通信が伝えた。

 2月10日にネバダ州ラスベガスでアーチェリーのワールドカップ(W杯)の開催が予定され、今年は他にもボストン・マラソンや自転車のW杯などの国際大会が米国で開催されるという。

 対象国のイランは報復措置として米国民の入国禁止を検討する方針を表明したが、レスリング米国代表は2月にイランで行われるW杯に予定通り出場する方針を示した。(共同)