Friday, March 17, 2017 5:45 PM
NATOへの関与確約 防衛費応分負担を要求 米独首脳が初会談
トランプ大統領は17日、ドイツのメルケル首相とホワイトハウスで初会談し、共同記者会見で北大西洋条約機構(NATO)への「強い支持」を表明して関与を確約した上で、加盟国に対し防衛費の応分負担を求めた。メルケル氏は米国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)である環大西洋貿易投資協定(TTIP)の交渉再開に期待を示した。
トランプ氏は大統領就任前、NATOについて「時代遅れ」と発言していたが、同盟国を重視する姿勢を明確にした。ただ、欧州ではトランプ氏が「米国第一」を掲げて保護主義を強めていることへの警戒感が広がっている。トランプ氏は「私は孤立主義者ではない」と強調し、「公平な貿易を求めているだけだ」と主張した。(共同)
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