Wednesday, July 13, 2016 1:08 PM

米、中国をWTO提訴 材料の輸出価格つり上げ

 米通商代表部(USTR)は13日、中国が米国などに輸出している銅や鉛など9種類の原材料に課税し、輸出価格を不当につり上げているとして、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表した。

 USTRによると、中国は自動車や航空機などに用いられる9種類の原材料を輸出する際に5〜20%の税金を課している。中国の関連メーカーの国際競争力を向上させるのが狙いとみられる。

 米国のメーカーは、中国から高い価格で原材料を輸入しなければならないため、中国の課税は不当だと訴えている。(共同)