Wednesday, July 13, 2016 6:20 PM

学校襲撃テロ首謀者死亡 アフガン、米軍無人機攻撃

 パキスタン軍は13日、2014年に北西部ペシャワルで起きた学校襲撃事件の首謀者とされる男がアフガニスタンで米軍の無人機攻撃により死亡したことを確認したと明らかにした。

 首謀者とされるのはイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」のウマル・マンスール幹部。ロイター通信によると、米国防総省は、アフガン東部ナンガルハル州で9日実施した空爆でウマル・マンスール幹部とほか4人を殺害したことを認めた。TTPは声明を出していない。

 TTPは14年12月、ペシャワルで陸軍が運営する学校が武装集団に襲われ、生徒・児童ら150人以上が殺害された事件で犯行声明を出した。ことし1月、北西部チャルサダのバチャ・カーン大学で少なくとも20人が死亡したテロでも犯行を主張していた。(共同)