Wednesday, July 13, 2016 6:21 PM

米紙「2世紀ぶり」と紹介 皇太子は平和憲法称賛とも

 ニューヨーク・タイムズ(電子版)は13日、天皇陛下が生前退位の意向を示されていることについて、生前に退位すれば「光格天皇以来、ほぼ2世紀ぶりの出来事」などと解説しながら報じた。

 皇太子さまについては「たびたび(日本の)平和主義の憲法を称賛してきた」と指摘。公式には天皇に政治的な権限がないとしながらも、安倍晋三首相が目指す憲法改正とは対照的な考え方を示すかもしれないと分析した。

 記事は、陛下が前立腺がんや心臓の手術を経験したことや、高齢のため公務の負担が大きくなっていたとの見方を紹介した。(共同)